2010年11月1日月曜日

[PC]Logicool M570



ロジクールの親指トラックボール、通称トラックマンホイールに約10年ぶりの新型が登場したので雑感をば。

旧モデル(TM-250)が光学式、有線だったのに対し、M570はレーザーセンサー採用&Unifying対応2.4GHz無線搭載。単三電池1本で18ヶ月動作するそうな。かなり大きい進化ですね・・・

旧型(ST-64UPi)と並べてみました。
※旧型のほうはトヨタのスーパーホワイト2で塗り替えてます


デザイン自体はキープコンセプトですが、新たに戻る/進むボタンとバッテリー残量ランプが搭載されています。ただ、ホイールは相変わらず慣性スクロールもチルトもないただホイールです。この辺はちょっと残念。でも、旧型に比べると静かになった気がします。



ウラ側には単三電池×1、Unifyingレシーバーを収める電池ブタ、電源スイッチが追加されています。




中身はこんな感じ。



Unifying対応デバイスが他にもあればこの小型レシーバーひとつ、すなわちUSBポートひとつの使用で対応できるので、テンキーパッドなど対応デバイスを利用するときにも便利です。もっとも、マウスやキーボードにはだいぶ前から採用されていたのですが。

ボクのパソコンは左側にしかUSBポートがないので、無線化は本当に感動です。いままでコードの取り回しには本当に苦労してたので・・・・

過去のトラックマンにも無線モデルはあったのですが、文鎮のような巨大なレシーバーしかなかった時代のものだけに、ノートPCにつないで気軽に持ち運べるのはM570が初めてだと思います。




また、センサーも光学式からレーザー式に。



このとおり、光学式の場合は右のような40mmボールにエグいブツブツの検知パターンが必要だったのですが、レーザー式になったことで綺麗なブルーのボールになりました。見た目的には大きな進化ですね。大きさ対比にiPodを置いてみました。



ざっと使ってみた感じでは正常進化という感じでしょうか。送球感も以前のものと変わりませんし、なにしろ酷使していた先代を6~7年ぶりに買い換えたので新品になり、かなり快適です。

あと、いままでマウス(ボール?)ジェスチャーで対応していた戻る進む機能も独立したボタンになったためか、かなり快適です。





ただ、少し気になるのはチープ感。

先代はシボ塗装というか割と安っぽくない表面塗装だったのですが、M570はスプレー缶で吹きつけただけのような安っぽい塗装になってしまいました。コストダウンの一環なんでしょうが、これならあと2000円上げてもう少し高級感を出してくれても良かったのではないかと思います。



まぁなにはともあれ、この不況の時代にこんな親指トラックボールというニッチな市場に製品を投入してくださったLogitechは本当にスバラシイです。


トラックボール自体のユーザーも圧倒的に少ない(世界中のパソコンの1%以下だとか・・)こともあり、バリエーションもマウスに比べると圧倒的に少ないです。
最初に述べた「10年ぶり」というとおり、親指トラックボールは現在Logitech一社独占です。過去にはマイクロソフトからも出ていたんですよね・・・


ボクが親指トラックボールを愛用しているのは場所がないところでも使えるうえ、寝転がった状態でも使えるっていうのが大きな理由なのですが、無線タイプが登場したことによって便利さはさらに上がったと思います。トラックボールにしたいけど有線は嫌だなぁ、という人も結構いるような気がしますので。


とりあえず、親指トラボ派の方には絶対に買っていただきたいですね。ヨドバシカメラで4,980円でした。

いまのところ気に入らないのは本体塗装だけなんで、もしかしたら先代と同じく塗り替えるかもしれませんw



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